【本】大都会の愛し方 / パク・サンヨン
韓国の人のなまえって、日本語やアルファベットの言語とも違って私は男か女かわからないので、読みはじめはいつも混乱して、でもそんなのハングルだけだからおもろくて、つい読んじゃう韓国文学。
キャラクターの性別が決まってることが重要な文脈とそうでもないけどわかんないと状況が理解しにくい場合があって、やっぱりページを行ったり来たりする。日本語ってはっきり書かない。
、ということを『大都会の愛し方』の冒頭で思った。
読み終わってのいちばんの疑問、梨泰院とは? →→ Netflixにいくべきか?
梨泰院は六本木へのアクセス、渋谷ほどの乱雑なイメージ。
改めて、面白かった。独白の言ってることと意味するところがするする理解できる感じ、とても気持ちがいい。どうでもいいけど "大都市"は経済が活発であること、"大都会"は人口と文化の広がりってイメージがある。でもどっちでもいいみたい。
例えば未来から来たドラえもんは大都市、パク・サンヨンが乗るタクシーが走ってるのは大都会。
なんとなく最後の小説は40代の「俺」かと予想していたけど外れた。著者は1988年生まれだったんだね。
ヨンの「〜から、俺は本を一冊出した。」って音楽アルバムみたいだなと思った。文字よりも生々しい感じがして。マドンナみたいにさ(笑) 毎年は出ない。数年に一枚。
製作する過程も音楽も心から望んでるって感じのショーン・メンデスじゃーない。